【泉神父様からの手紙】オトシブミ

泉神父からの手紙
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ザビエル家の末裔ルイスフォンテス神父様     日本名 泉類治

日本にはじめてキリスト教を伝えた聖フランシスコザビエルの兄ミゲルの末裔で15代目の子孫でいらっしゃいます。イエズス会の神父様であり今では日本に帰化され泉類治と日本名をお持ちです。以前ウェディングプランナー時代に共に500組以上のカップルの挙式を担当したご縁から近況報告のお手紙のやり取りとりをしています。知識が豊富な神父様のお手紙はイラスト付きでとても興味深いのでご紹介いたします。

Rhynchites Betulae 日本名 オトシブミ

1964年の秋頃でした。広島市長束修道院で第3修練の時に昼寝をする代わりに裏山の方で散歩をしようと思いながら、小さな平 地に並ぶ木の下のベンチに座っていました。すると木から落ちてくる 物があることに気がつきました。虫のオトシブミのお母さまが卵を生 んで死ぬところでした。(私は10歳の時に自然科学の本
でこれについて読んでいたのですが、その時はじめて実際に見ました)よく 観察してみるとその虫は小指の爪の大きさで、休 み休み一枚一枚の葉っぱを挟んで、葉のみき を何回も噛んでチューブ又はパイプのように締め回していました。途中 で卵を産んでおいてまた残りの葉っぱを被して、上と下でよく押さえてとじていました。一個の卵を安全な場所と食べ物で大きくなるまで過ごせるように十分に重ねていきます、一休みをして、 又もう一枚の葉っぱを重ねて繰り返し40個ぐらいの卵を包み、その役目を負えて死ぬところでした。子は親がやってくれた事を見て ないのに、誰かがそのすべきことを教えてくださったのでしょう!

ミツバチたち

ミツバチが2000年前にどんな働きをしていたのかを記録していたローマ時代の農民がいました。

                                 ©︎泉類治

当時も今も同じやり方でハチは働いています。まず体の部分を観察すると適 当な道具を持っています。A)は、鼻のようなところですが指も持ってます。B)は、足にある無数の毛に花粉が付着し集めた花粉をボールにしどんどん運びます。C)前足はナイフとブラシに見えます。そして卵を生んでおかれる部屋は四角と丸の間の適当な形で蝋で作ります。無駄なく組みあわせるのはどの形?どの壁にいくつ? 巣は六角形のピラビッドです。空間に無駄なし!その高さは幾つにするのか、数学の大きな問題とされていました が、解決します!やっぱり本能に従って2000年もの前に、今も変わりません!しかし本能は考える力がない、インターネットと同じです。入れ込まれたプログラムに目的に応じて行っております!その本能をプログラムのように 選んで定めたのは優れた考えを持つ無限の知恵をもつ神様です!D)女王 E)オス(怠け者)F)労働者

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